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アメリカ転職を成功させる英文レジュメの書き方【体験談】

レジュメは、自分の能力や資質、これまでの経験、取得した資格、学位などをまとめて採用 企業に自分をアピールする最初のコミュニケーション手段です。アメリカでの転職の場合、複数枚に渡ることは好ましくなく、多くがたった1ページと限られ たスペースの中で記載をします。その1枚で「ぜひこの人に 会ってみたい」と思わせるのがポイントです。

 

ここでは、アメリカ転職を成功させる英文レジュメの書き方を体験談をもとに解説します。

 

英文レジメの書き方

Referemce: beamjobs

英文レジメのフォーマットは複数ありますが、「Professional仕様」のテンプレートがスタンダードです。色がついたテンプレートはあまり好まれません。

内容をより少ない言葉で簡潔に、明確に伝えることが大切です。多くの情報を書きすぎる と、採用担当者は流し読みをしてしまう傾向があります。 経験の長さにかかさらず、1ページでまとめるようにしましょう。面接官がレジメを確認する時間は、「30秒以内」といわれています。

フォントの種類やサイズ、パラグラフ(段落)、改行などに注意して、個性を強調しすぎるよりも、読みやすさを優先してください。使うフォントの大きさはアクセントを出すため にも使い分けることをお薦めしますが、多くても2つまで、フォントサイズは10pt前後が好まれます。また、読みやすくするには、ある程度の余白をもたせることも大切です。

またどんな文言を記載したらよいかわからないという方のために、私が行った方法は、「beamjobs を利用して、自分の経験に合致する文言を拾う。」ということです。

 

レジメの記載項目は、下記となります。

1. Contact Information
氏名、エリア(詳細の住所を記載する必要はありません)、電話番号、email アドレスの入力。英文のレジュメでは年齢、性別、写真などを付ける 必要はありません。

2. Work Experience
今までの職務経験を記載する部分で、採用担当者が最重要視する項目です。会社名(勤務 地含む)、ポジション・タイトル、勤務期間(何年何月~何年何月まで)、 そして実際の業務 内容を新しいものから(日本の記載方法とは逆なので注意)記載します。

3. Education
学校名(所在地含む)、専攻(メジャー&マイナー)、GPA、卒業年月を最終学歴から記載し ていきます。 GPAの記載はオプションですが、効果的な場合のみ記載することをお勧め します。

4. Skills
得意な言語や、ソフトウェアやプログラミング言語など技術的なスキルを記載します。
応募する職種に沿ったスキル、能力、経験、資格、学歴などを キーワードとともにしっかり と書き込み、シンプルに一貫性を持たせたレジュメをつくりましょう。採用条件に合う人材 だと見なされれば、面接のチャンスを高めることになります。また、自分で作成したレジュ メは必ず、母国語が英語の方に校正をしてもらうか、プロのリクルーター/コンサルタントに 確認してもらいましょう。

5. Certificates
取得した資格を入力することは、あまり一般的ではありませんが、その業界専門の資格を持っている場合には記載します。アメリカ就職・転職では、英語が話せることが前提となるため、TOEIC・TOEFLなどの英語資格は記載しません。

 

アメリカ転職を成功させる英文レジュメの書き方【体験談】

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「キーワード」の重要性

最近の傾向として、数多く集まった履歴書を「スクリーニングプラットフォーム」で、まずキーワード検索でスクリーニングする企業が多くなってきています。採用企業が探している人材を表現するキーワードは、求人内容や 企業のウェブサイトから拾い出し、そのキーワードをレジュメに埋め込んでみてください。また、今までの業務経験、職務経験などの説明文には、Directed、Managed などの”Action Verb” (動作動詞)を有効的に使うことによって、パワフルな言葉使いができ、より良いレジュメが作成できます。

 

Jobscan のようなWEBサイトで、自分が作成したレジメと、企業の求人(Job Description)の情報を入力し、どの程度あなたのレジメが特定求人に合致しているかを確認することができます。

アメリカの企業は想像以上に、採用におけるAIが進んでいます。提出前に必ず確認しましょう。

 

【アメリカ転職 - 完全版】レジュメ(履歴書)の書き方

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カバーレター

カバレターの提出には、さまざまな議論があります。提出することが当たり前とされてきたアメリカ文化ですが、本当に読んでいるのかどうか疑問だという声もあがっています。

私の実体験としては、下記のように行うとよいでしょう。

  • カバレター必須の場合 → 提出する
  • カバレターオプショナルの場合 → 提出する
  • カバレター提出について記載されていない → 提出しない

カバレターの書き方については、Indeed のサイトが非常に優れています。参考にするとよいでしょう。

また作成後は、有料にはなりますが Jobscan にて合致度も確認することができます。

 

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