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アメリカでコロナワクチンを受けてきた!【副反応など】

私が住んでいるカリフォルニアでは、2021年4月15日から16歳以上全ての住民がワクチン接種対象となりました。ということで、私も4月23日に予約がとれ接種をしてきましたので、内容を解説します。

 

アメリカのコロナワクチン接種状況

アメリカは、コロナウイルスの爆発的な増加により、2020年12月14日から他の国よりも先立って、ウイルスの接種がはじまりました。段階的にはじまり、最初Phase1Aの医療従事者から始まり、2021年4月19日までに18歳以上全員を接種対象にすることを、バイデンが発表しました。

4月14日時点で、アメリカの大人の47.6%がすでに接種をしています。日本と比較をすると圧倒的に速いことがわかります。同じ時点で、日本は人口の0.7%しか接種をしていません。16歳以上の大人が摂取できるのは9月と予想されています。

 

 

コロナワクチンの予約

予約は全てWEBサイトで行います。カリフォルニア在住の場合には、MyTurnと呼ばれるWEBサイトに訪問し、「年齢」「住んでいる場所」「仕事内容」などを入力するとあなたが現在、摂取対象者かということがわかります(現時点では、16歳以上は全て対象者となります)。アメリカではワクチンは、無料で摂取することができます。

その後、郵便番号を入力すると家の近くで空いている摂取場所が表示されます。私は比較的都市に住んでいるため、周囲の人口も多いことからか、なかなか「Abailable」という場所がみつかりにくく、家から電車で30分ほどの場所で最終的には受けてきました。

多くの人が予約・キャンセルを繰り返しているため、WEBサイトは30分ごとに更新されます。私も暇を見つけてはサイトに訪問をし、やっと空きをみつけた!というのが正直なところです。少し遠くても車で訪問するという方は結構、Abailableな場所が見つかりやすいと思います。

 

 

コロナワクチンの種類

アメリカで扱っているコロナワクチンは、現在「ファイザー」と「モデルナ」の2種類です。どちらも2回接種をする必要があります。私は昨日1度目を摂取したため、2度目は3週間後ほどに予約をしてねといわれました。

 

摂取1回で完了するジョンソン・エンド・ジョンソンもありましたが、18歳から48歳までの女性で、ワクチン接種から6~13日後に血栓の症状が現れた。ということで、使用停止を勧告を受けています(2021年4月23日現時点)。

予約時点で、「ファイザー」か「モデルナ」どちらのワクチンかを確認することができます。

「ファイザー」と「モデルナ」の主な違いです。

ファイザー

モデルナ

摂取回数

2

2

摂取間隔

1回目の接種から21日以上経過してから2回目の接種

1回目の接種から28日以上経過してから2回目の接種

有効率

95%

94%

摂取対象年齢

16歳以上

18歳以上

保存温度

-94º F (-75º C)

-4º F (-20º C)

子どもや、妊娠中、授乳中、抗凝血薬服用中、免疫抑制剤服用中の人に対する試験は行われていないため、現時点では摂取することができません。

 

 

コロナワクチン摂取前と摂取当日

コロナワクチン摂取前の案内には下記がありました。

  • 副反応防止のため、予約時間の1時間前に16オンス以上の水をお飲みください。
  • 予約時間の5~10分前にお越しいただき、チェックインしてください。
  • 身分証明書(Driver lisence・パスポートなど)と保険証をお持ちください
  • マスクを忘れずにつけてきてください

ちなみに私は特に身分証明書・保険証など何も確認されませんでした。受診1時間前に携帯にテキストがきて、「1時間後が摂取ですよ」というリマインドがきます。そのテキストにあるURLの中に到着したら「I’m here」をクリックしてくださいと案内があり、到着後、クリックしてカウンターに向かい、名前を伝えるのみでした。

 

ちなみにワクチン接種の副反応には「Tylenol」のみが効くといわれており、友人からは接種前と接種後に飲んだ方がいいといわれ飲んでいきました。接種後は、医者からも副反応がでたら「Tylenol」を摂取するように指示がありました。Tylenolは、解熱鎮痛剤ですが、他の解熱鎮痛剤のロキソニンだと効果がなかったり、逆によくない効果がでたりすることがあるようなので、Tylenol (タイレノール)を摂取するようにしましょう。

 

注射は、5-10秒ほどで終了します。そのあと、15分なにか症状などでないか椅子に座って様子をみてくださいと指示をうけました。

15分経って問題なかったので、無事帰宅しました。

 

 

コロナワクチンの副反応

ファイザー社とモデナ社のワクチンの副反応は似ています。どちらのワクチンを接種した人でも、注射部位の軽い痛み、疲労感、頭痛などの症状が出る人が多くいました。また、以下のような軽度の副反応が両ワクチンに共通して見られました。

  • 筋肉痛
  • 発熱
  • 寒気
  • 関節痛
  • 吐き気や嘔吐

ファイザー社やモデルナ社のワクチンを接種したことが原因で死亡した人はいません。しかし薬や食べ物で、アナフィラキシーショックなどの重度のアレルギー症状(呼吸困難、発疹、失神など)を経験した事がある方は、摂取前に医師の相談が必要です。

ちなみに私は、接種をした瞬間から15分ほどは、注射をした方の方が少し張る感じがありました。そこから当日は少しだるさを感じましたが、そこまで大きなものではありませんでした。ただ翌日に注射部位に痛みがあり、左手(摂取した方の手)をあげるのがちょっと辛いです。それ以外には特に症状はありません。

副反応がでた場合には、下記を行うように指示がありました。

・もし、痛みがあれば、「Tylenol」を服用してください。
・もし、注射部位が痛い場合は、清潔な濡れたタオルで冷やして、腕をよく動かしてください。
・もし、発熱したら、たくさん水分摂取をしてください。

まわりでワクチンを受けた友人に副反応について聞いてみると、本当にバラバラな症状ですが、多くは2回目の摂取後に発熱・頭痛がでたというものです。ほとんどは2-3日でおさまるようです。

 

 

コロナワクチン摂取後

コロナワクチン摂取後に頭痛など、体調が悪い人も出現することから「ワクチン休暇」を提供しています。により内容は異なります。

 

ファイザー社やモデルナ社のコロナワクチンは、2回目の摂取後1-2週間したら効果が出るという内容です。2回目を摂取しても下記の行動に注意をするように促されています。

  • 公共の場では、マスクの着用や、物理的に距離を置くなどの予防措置をとってください
  • 家族を含め、新型コロナウィルスによる病気のリスクが高いワクチン未接種者と面会する際には、マスクを着用し、物理的な距離を保ち、その他の予防策を遵守してください
  • 複数の世帯の未接種者と面会する際には、マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ち、その他の予防策を遵守してください
  • 中規模・大規模な人の集まりを避けてください
  • COVID-19の症状が出た場合は検査を受けてください
  • 各雇用主が発行するガイダンスに従ってください
  • CDCや保健所の渡航条件や推奨事項に従ってください

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