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「アメリカで生きる」ということ【なぜ私は移住をきめたのか】

 

自分の国を離れて異国で暮らすということ。

 

楽しい、辛い、寂しい、幸せなど、今までの土地を離れ暮らした新たな土地では、色々な感情が生まれてきます。何歳で引っ越すかにもよりますが、今まで生きてきた文化・当たり前のこと、の違いが大きければ大きいほどギャップは大きいものです。

 

 

私がアメリカで生きる理由

 

やっぱり違う国で暮らしたい。人生を変えたい。

 

私はそう思いました。アメリカに来る前には毎日楽しい日々が待っているだろうと心待ちしていたアメリカ。でもきてからは、ろくに英語も離せない。そうなると友達もできない。英語を話すのも怖くなる。でも学校に行かなきゃいけない。

 

学校に行くためにアメリカにきたのに、いきたくないと思う。明日は授業であてられるかもしれない。そもそも先生の質問を理解できない。明日が来なければいいと思う。そんな毎日が半年間も続きました。

 

 

 

あんなにきたいと思っていたアメリカ。私はここで何をしているんだろう。なんできたかったのか。人生に必要なものって何なのか。親や友人とも離れて暮らして、毎日楽しいというよりも、辛い。本当にそこまでして、アメリカにいたいのか。何度もそんなことを考えました。

 

異国で暮らして同じようなことを考えている人、たくさんいると思うのです。あなたのように悩んでいる人は、あなただけではないということを知って欲しい。

 

「アメリカにどうして来たのか」「くる前はアメリカにきて何をしたいと思っていたのか」を1日1つづつ書いていきました。それを書きつくした後には、「今日の嬉しかったこと。」を書いていきました。「クラスメイトの〇〇に、Hello!」といえた。「すれ違った時に、笑顔を返せた」とかそんなことです。そうしているうちに、周囲が私は英語はあまり離せないけど、「良い人だ」と思ってくれるようになったのです。

 

そうしたら相手から話しかけてくれるようになった。それでも、話していることが理解できないこともあるから、そうしたらまた笑顔だけで返す。相手は理解できてないのだなと察してくれるようになりました。それを何度も繰り返したんです。そうすると半年すると少しづつ心が許せる友達ができてきました。その時に思ったのが、英語の力というよりも、心を許せる友人ができたときに、自然と自分が伝えたいことがでてくるようになりました。今までは頭で考えすぎていた。

 

でも、無理しなくていいんです。ゆっくり、ゆっくり。

改めてアメリカに住み続けて思うのは、日本がどうとか、アメリカがどうということではないんです。自分がどっちの国・文化が好きで、どちらの国が「自分らしくいられるか」ということなのです。それがアメリカや日本だけでなく、他の国かもしれない。ずっと日本に住んでいると、他の国に住むという選択肢すらないという人が大半だと思います。

 

でも私やあなたは、どうなるかわからないけど「他の国に住むという」選択をできたのです。このこと自体が素晴らしいことだと思います。親と友人と離れて住むという選択、普通はできないですよね?

 

その自分の決意にも誇りをもちましょう。最終的に日本に帰る、アメリカに住み続ける、他の国に行く、どんな選択をしたとしても、アメリカに住むという選択をしたことは、あとの人生に大きな影響をあたえるはずです。

 

今、アメリカに住んで幸せと思えない、と思っている方がもしいたら、もう少しだけ毎日、ちょっとのことをしてほしい。私がやったように、毎日メモを書く、外を歩いてみて異国の空気を感じるでも何でもいいんです。でも、ずっと一人でいてはダメです。楽だと思うけど、日本でもできるから。日本でできないことを少しづつでもやってみましょう。

 

一歩の勇気を。

 

そして、あなたの行動に乾杯!

 

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