アメリカの医療費は本当に高い！ということを以前の記事「海外の医療費は高額！【無料で海外旅行保険へ加入しよう】」「【eHealth】アメリカで誰でも加入できる医療保険」で解説しました。
アメリカでの離職中に医療保険に加入していない時期がありました。その際に、体調が悪くなりどうしても病院にいきたくなり、最寄りの病院に電話をしたところ、ほとんどの病院で「その会社の医療保険に加入していますか？」と聞かれました。「今は、医療保険に入っていません。」と伝えたところ、いくつかの病院で医療保険に加入をしていないと訪問できませんでした。
このような経験から、病院側も医療費は非常に高額なため、医療保険に加入をしていないと多くの人は支払いができないのではないかと懸念をしており、医療保険加入者のみを受け付けます。今回は体調不良ということで緊急ではありませんでしたが、緊急な場合には、このようにいくつも病院に電話をすることすらできない可能性もあります。
そんな状況にあらわれたのが『One Medical』です。年間会費199ドルを支払うことにより、24時間365日のバーチャルケア、クリニックへの訪問などのサービスに対応しております。
私もすぐに登録し、利用していました。
One Medicalとは
One Medicalは、人間中心のデザイン、テクノロジー、そして優れたチームの融合により、質の高いケアをより手頃に、より身近に、より楽しく受けられるようにすることを使命とする、会員制のプライマリーケア・クリニックです。会員の皆様は、米国の12の主要市場において、仕事や生活、買い物をする場所の近くにある落ち着いたオフィスで、総合的なケアをシームレスに受けることができ、また24時間365日のバーチャルケアにもアクセスできます。消費者に直接提供する会員モデルに加えて、8,000社以上の企業と提携し、従業員にOne Medicalの医療給付を提供しています。
緊急医療機関や救急医療機関、他社の遠隔医療ソリューションとは異なり、バーチャル医療チームはOne Medicalのすべての健康記録にアクセスできるため、より的確な診断を行い、個別の治療計画を立て、不要な検査を避けることができます。また、必要に応じて薬を処方したり、検査を依頼したりすることもできますので、必要なケアを受けられないということはありません。
One Medicalへの登録
One Medicalへの登録は、非常に簡単です。2分程度で完了します。First Name、Last Name、Email、Passwardを入力します。
次のページへ進みPersonal Membership - $199/yearを支払い完了です。 One Medical Appが非常に便利なので、アプリもダウンロードしておきましょう。
One Medicalの使い方
Book Visit（病院への訪問）、Covid -19、Video Chat（ビデオでの相談）、Treat Me Now（下記に詳細）、Prescription Renewal（処方箋の更新）、Locations（病院のロケーションを確認）
Treat Me Nowについては、ほとんどの場合、診察を受けることなく治療を受けることができます。アプリ上で、事前の簡単なアンケートに答えるたけです。風邪、インフルエンザ、季節性アレルギー、尿路感染症、イースト菌感染症、一般的な皮膚疾患（かぶれ、ほくろ、にきびなど）などの治療を受けることができます。
実際の訪問へ進み、サンフランシスコでLocationを確認したところ、非常に多くのクリニックが存在していることがわかります。
プライマリ・ケア・プロバイダー（PCP）やバーチャル・メディカル・チームといつでも安全なメッセージを送受信することができます。また、医療以外の質問については、管理者チームにメッセージを送ることもできます。緊急性や時間的制約のない簡単な医療上の質問、処方箋や処方箋の更新に関する問題、受診後のフォローアップの質問、進行中の慢性疾患に関するPCPへの緊急性のない医療上の質問を送受信することができます。
One Medicalを使ってクリニックに訪問
すぐに予約をしたいと思い、確認をしたところ、翌日に15名ほどの医者が予約可能でした。アプリを確認した当日は、日曜日だったため、当日の予約はできませんでした。しかし、緊急の場合には、VIDEOチャットは土日でも対応してくれます。
通常の病院は、予約が翌日にできるというところはほとんどありません。早くて数日後、通常翌週です。このように考えると翌日に、すぐ訪問ができるということは非常に大きなメリットです。
One Medical Experience | One Medical
実際、クリニックを訪問したところ、動画のように非常に綺麗なクリニックです。体調不良はいつ起こるか本当にわかりません。私はほとんど風邪や体調不良を起こす人間ではありませんでしたが、コロナによって考え方が変わりました。自分がいくら風邪をひきにくい人間だと思っていても、外部からの抵抗に守ることができないこともあります。皆さんはいかがですか？