多くの人が自分は、Googleスプレットシート・EXCELは使いこなせる！と思っているのではないでしょうか。SUM、AVGなど簡単な関数であれば使える方が多いでしょう。私もそんな一人でした。
ただ実際勉強を始めてみると、自分のスキルが本当に最低限だったことに気づきました。2週間だけでスキルを高めることができ、業務の効率化にも大きく貢献するGoogleスプレッドシート・EXCELについて解説します。
目次
GoogleスプレッドシートとEXCELの違い
さまざまな議論はありますが、GoogleスプレッドシートとEXCELの違いは、簡単にいうと下記の通りです。
- Googleスプレッドシートは、共有が簡単
- EXCELの方が機能が多く備わっている
ここでは、「Googleスプレッドシート・EXCEL」の知識を高かめる方法を解説するため、違いに関しては深堀はしませんが、一つ言えることは「Googleスプレッドシートが使いこなせると、EXCELも使いこなせる」「EXCELが使いこなせると、Googleスプレッドシートも使いこなせる」ということです。
使う中でGoogleスプレッドシートにはあるけど、EXCELにはこの機能がない、また逆もしかりというものも多少ありますが、95%以上の機能は同じため、ここではGoogleスプレッドシートを用いた勉強方法を解説します。
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Googleスプレッドシート勉強方法
Googleスプレッドシートの勉強方法ですが、それに関連した本がたくさんでていますが、実際手を動かして多くの問題を解いてスキルを伸ばすことが一番なので、私はオンラインでの学習を強くおすすめします。
今回は、私が使って本当によかった！実践に役立った教材「Datacamp」をご紹介します。これほど優れたオンライン教材はなかなか見つかりません。無料で開放されているコースもあるため、ぜひ試してみてください。
凄すぎるオンライン学習サイト - Datacamp
DataCamp は、データ サイエンスに特化したオンライン学習プラットフォームです。データサイエンティストになるための教材が揃っています。Googleスプレッドシートだけでなく、SQL、R、Pythonの学習も行うことができます。
Googleスプレッドシートの能力はデータサイエンティストになるためには、基礎の基礎。そのため、しっかりとした教材が揃っています。
Googleスプレッドシートの一つのコースが2時間ほどです。基本的な流れは「動画解説→練習問題→動画解説→練習問題」の繰り返しです。一度で理解ができなかったとしても、別のSQLコースでまた似たような問題が必ずでてきて、知識を深めることができます。
素晴らしいGoogleスプレッドシートコース
Datacamp - Googleスプレッドシートコースには、現時点（2021年6月）で10のコースがあります。一つのコースは2-3時間となっており、それぞれ練習問題が30-50あります。実際試しましたが確かにそのくらいの時間はかかります。スキルを高めるには、このくらいの時間が必要だと考えましょう。具体的なコースは、下記のようになっています。
全てのコースを完了しましたが、後半になればなるほど本当に難しいです。しかし、これだけの練習問題を行うことにより、実際「使える」スキルになっていくことを実感します。
Data Analysis in Spreadsheets
このコースでは、SUM()やAVERAGE()、VLOOKUP()などの定義済みの関数を学びます。
Intermediate Spreadsheets
このコースでは、Google Sheetsの語彙を増やします。また、データタイプをより深く理解し、数値データや論理データの操作を練習し、欠損データやエラーの種類を調べ、いくつかの要約統計を計算します。
Pivot Tables in Spreadsheets
このコースでは、Google Sheetsのピボットテーブルの世界を探求し、マウスを数回クリックするだけで何千ものデータポイントを素早く整理する方法を学びます。
Data Visualization in Spreadsheets
このコースでは、Google Sheetsを使ったデータビジュアライゼーションの基礎を学びます。棒グラフ、ヒストグラム、散布図などの一般的なチャートタイプや、スパークライン、ローソク足などの高度なチャートタイプの作成方法を学びます。
Introduction to Statistics in Spreadsheets
統計学は、データの収集、分析、および解釈を扱う科学です。統計学の基礎をしっかりと身につけることで、データを効果的に使って仮説を検証し、問題解決に役立つ知見を得ることができます。このコースは、そのような統計学の基礎を身につけることを目的としています。
Error and Uncertainty in Spreadsheets
服装を決める前に天気予報アプリをチェックしたり、通勤前に交通状況を確認したりと、予測に頼ることは日常茶飯事です。もしかしたら、あなたは組織の将来の戦略を決める責任者かもしれません。予測はどのくらい正確なのか、どうやって未来を見通すことができるのか、なぜ天気予報士はいつも間違っているのか、疑問に思うことはありませんか？誤差と不確実性コースでは、自分自身で予測を行い、ランダムなノイズから本当の違いを見分ける方法を学び、合理的な意思決定を妨げる心理的支柱を探ります。
Marketing Analytics in Spreadsheets
このコースでは、デジタルマーケティングの世界で遭遇するような情報を含むデータセットを調査します。データバリデーションを使って測定値のエラーを見つけ、正規表現を使ってキャンペーンの測定値を集計し、チャートを作成してキャンペーンのパフォーマンスを分析し、学んだことを活かしてダイナミックなダッシュボードを作成します。
Financial Analytics in Spreadsheets
取引されている資産の進化を監視することは、金融において重要なことです。このコースでは、スプレッドシートを使ってグラフィカルなダッシュボードを構築し、金融証券のパフォーマンスを追跡する方法を学びます。
Financial Modeling in Spreadsheets
退職後の計画を立てたり、株式市場を理解したり、ビジネスのキャッシュフローを作成したりしたいと思ったことはありませんか？このコースでは、Sheetでビジネスモデルや財務モデルを構築する方法を学びます。
Loan Amortization in Spreadsheets
このコースでは、学生ローン、自動車ローン、住宅ローンなど、ご自身のローンを調査するために使用できるGoogle Sheetsの主要な財務計算式を見ていきます。
Datacampの価格
Datacamp には、Personal Planで3つの価格帯があります。私は、Data scientistになるために勉強をしているため、Premiumプランで学習をしていますが、無料でもいくつかのコースを試すことができますので、ぜひ無料からスタートするのがよいでしょう。
実際使ってみた結果
私は2週間ほど集中して勉強し、全てのコースを完了しました。その後、Tableau、SQLの勉強を始めているのですが、スプレッドシートの勉強をしたことによりTableau、SQLの学習吸収が早くなっていることを時間します。
実際、これスプレッドシートで学んだことと一緒だ！ということがとても多いのです。また仕事でもPivotを利用することができ、実際のデータに基づいて判断をすることができるようになりました。
大人気書籍「コンサル一年目が学ぶこと」では、外資系コンサル出身者が必ず身に付けているベーシックスキルを30個を紹介しています。その中の一つに、「エクセルは作成スピードが大事」ということが記されています。これほど、重要視され、必須スキルとなっています。また「コンサル一年目が学ぶこと」は、コンサルタンティング会社に勤める人のためだけの本ではなく、職業・業界を問わず、 15年後にも役立つ普遍的なスキルを、社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解するための本とも記されています。
スキルアップのために、ぜひGoogleスプレットシートを学びましょう。
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