この記事で解決できるお悩み
- 自分の資産を見える化して、しっかり管理したい。
- Empower(Personal Capital)の使い方を知りたい。
- Empower(Personal Capital) って聞いたことあるけど、本当に良いの?
という疑問を持った方に向けた内容になります。
ひと昔は、エクセルファイルを使って管理などしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?日本では、マネーフォワードなど近年は有名になってきていると思いますが、アメリカでは、Empower(Personal Capital)が最も有名で、優秀です。Nerdwalletからの評価も高いサイトとなっています。ちなみに、Empower(Personal Capital)と近しいサービスに Mint というサービスがあります。Mintもお金の流れがしっかりトラックされ素晴らしいアプリです。昔は、両方利用していましたが、今は、基本的にEmpower(Personal Capital)を利用しています。ただ Mintのアプリは削除せずに、時々Empower(Personal Capital)とトラッキングを見比べたりしています。
Empower(Personal Capital)からMintに一本化をした理由は、Empower(Personal Capital)のみの機能である「リタイアメントプランナー」と「投資機能」が非常に優れています。リタイアメントプランナーは、退職金をいくら貯める必要があるかをわずか数秒で判断することができます。加えて投資機能により、長期的なポートフォリオの予測値、退職の予測、独自のリスク許容度に基づいた個別の投資戦略にアクセスすることができます。そして何より、この機能は完全に無料です。私は自身で投資も行なっているため、この2点は大きなベネフィットを感じています。
-
【アメリカ在住】老後にいくら使うのか?貯めたらいいの?
続きを見る
目次
Empower(Personal Capital)とは?
Empower(Personal Capital)は2つのサービスを提供しています。
1つ目は、無料にて、ユーザーの財務状況を確認することができます。銀行、証券会社、401(k)、住宅ローン、クレジットカード、ローンをリンクし、正確に管理することができます。2つ目は、有料で利用したい場合は、最低10万ドルの資産を持つ顧客のみが利用できます。ロボットとアドバイザーからのファイナンシャルアドバイスを受けることができます。
Empower(Personal Capital)の素晴らしい点
Empower(Personal Capital)の優れている点は、下記です。
素晴らしい点
- リタイアメント・ペイチェック : 最も節税効果の高い方法でリタイアメント中にお金を引き出す方法についてのガイダンスをユーザーに提供します。
- リタイアメントプランナー :定年までに目標を達成しているかどうかを確認できます。
- 予算作成 : キャッシュフローアナライザーの支出ツールを使って、毎週、毎月、年間の収入と支出の習慣を確認できます。
- 教育プランナー : 特定の大学の費用を比較し、教育目標を達成するために必要な年間貯蓄額を決定するのに役立ちます。
- 401(k) フィーアナライザー : リタイヤメントプランにどれだけの手数料がかかっているかを教えてくれます。
- 投資チェックアップ : 投資資産配分の健全性を監視します。お客様のリスクプロファイルを判断することで、最適な資産配分を提案します。
- アセット・アロケーション・ターゲット : 主要な株式カテゴリーのいずれかでオーバーウェイトまたはアンダーウェイトになっているかを、確認できます。
- Eメール通知 :投資ポートフォリオと支出のサマリーを毎日または毎週受け取ることができます。
これだけの機能が無料で使うことができます。
続きを見る
【アメリカ投資】M1ファイナンスが最高な理由【私の投資記録と投資銘柄】
Empower(Personal Capital) の登録方法
それでは、登録していきましょう。使い方は非常に簡単です。
① 登録画面に進みましょう
>> Empower(Personal Capital)の登録画面
「Get Start」をクリックし、メールアドレス・パスワード・電話番号を登録します。
② 情報の入力
- 名前
- 年齢
- リタイアしたい年齢
- 現在貯蓄できている老後資金
を入力します。できるだけ正確に答えましょう。あとの画面で、正確な分析をしてくれます。この情報は、あとから変更可能です。
③ 口座をリンクする
銀行口座・投資口座・クレジットカードなどリンクさせましょう。
④ 完成
全ての資産が見える化しました!私の場合は、日本の年金などもあるため、Other Assetに情報を入力しています。日本の年金受給額 ・アメリカのソーシャルセキュリティ受給額 は事前に確認し、入力しておきましょう。
まずは自分自身の資産がどうなっているのか把握することは、将来の不安をなくしたり、計画しやすくなります。ぜひ試してみてください。
Empower(Personal Capital)の登録はコチラ
続きを見る
【Personal Capital】3年間使用した感想を正直レビュー
セキュリティへの安心
全ての銀行・投資口座、クレジットカード情報まで紐づけて本当にセキュリティは大丈夫なの?そんな心配は誰しも抱くはずです。Empower(Personal Capital)の情報がもれたら、全ての個人情報が漏れるので、本当に信頼できるかどうかはしっかり確認すべきでしょう。私自身もこの点についてはかなり入念に事前調査をした上で利用をしはじめました。
まずは安全性に関してはEmpower(Personal Capital)の優先事項であり、お客様にとって安全なプラットフォームを確保するために多くの努力をしています。現在170万人の登録ユーザーがEmpower(Personal Capital)にファイナンスデータを信頼して託しているのには、いくつかの理由があります。
- AES-256暗号を採用:AES-256暗号と聞いても多くの人がよくわからないと思います(私もその一人でした)。AES-256暗号は、NIST(米国国立標準技術研究所)が定めたゴールドスタンダードの暗号を指します。理論的には、暗号の組み合わせが膨大であるため、解読することすらできません。つまり、Empower(Personal Capital)に銀行情報を入力すると、AES-256による多層的な鍵管理で暗号化され、ユーザー固有の鍵やサルト(パスワードを保護するためのランダムなデータ)を回転させます。また、AES-256はほとんどの大手銀行や証券会社、さらには米国政府でも採用されているため、より安心して利用できるでしょう。
- 認証情報の保存はしない:Empower(Personal Capital)は、お客様のログイン情報を保存することはありません。データは暗号化され、多くの金融サービス会社やウェルスマネジメント会社を支える専門プラットフォームである Envestnet Yodlee に保存されます。このプラットフォームは、通貨監督庁による定期的な監査を受けています。
- 内部アクセスコントロール:Empower(Personal Capital)で働く従業員がお客様の認証情報にアクセスできないことを意味します。完全に立ち入り禁止となっています。
Empower(Personal Capital)がセキュリティに対して努力をしていることがわかります。正直なところ、100%確実なセキュリティはこの世に存在しません。私たちが毎日利用しているプラットフォームは、ハッカーに攻撃される可能性は常に少なからずあります。それが心配であれば、現金とし常に持ち歩く必要がありますが、現実的ではありません。
Personal Capitalの安全性に関しては「Empower(Personal Capital)の安全性【個人情報流出について恐れている方向け】」で詳細をご覧ください。私は、Empower(Personal Capital) のセキュリティを信頼しています。またそれ以上に素晴らしい無料のリターンを与えてくれていることに感謝しています。
マネーフォワード ME - 見える化アプリ
日本に住んでいた頃には、 マネーフォワード MEを利用していました。内容としては、Empower(Personal Capital)Empower(Personal Capital)と同様です。もっとも重要なことは、自分がどのくらい収入があり、どのくらい支出しているかを見える化することです。そうすることによって、将来どのくらい貯めるべきかを把握することができます。
将来が不安な場合には、まずは現状把握からはじめましょう。
-
【アメリカ投資】M1ファイナンスが最高な理由【私の投資記録と投資銘柄】
続きを見る