コロナのこともあり、気持ちの切り替えが難しいな、と感じた時に瞑想をはじめてみました。アメリカでは、瞑想 (Meditation)という言葉は頻繁に聞きます。日本に住んでいた時には、瞑想をやっている友人は一人もいなかったのですが、アメリカに住み始め、やっている友人が非常に多いことを、きっかけに始めてみました。
私が通っていたアメリカの学校でも、Meditation Roomというものがあり、お昼休みや休憩になると多くの人が部屋に行き、薄暗い部屋でそれぞれが、それぞれのペースで瞑想をやっていました。ぜひ生活に取り入れてみては、いかがでしょうか。
どうやってやるの?
とはいっても、目を瞑って、あぐらをかいてやる?というイメージがあったくらいで、具体的によくわかりませんでした。いろいろ調べてみても、自分の好きなようにやってみましょう、などと書いてあり情報があるようで、ないようなものでした。私が実際やって5ヶ月が経過しますが、以下が重要だと感じます。
- 静かな場所を選ぶ
- 明るさは問わない
- 目を瞑る
- 呼吸をしっかり、ゆっくりする(鼻呼吸)
- リラックスできる服で行う
- 瞑想アプリを使う
時間帯は?
時間帯は人によって様々だと思います。私は朝・昼・休憩時・夜で試してみましたが、朝が一番集中できます。昼時や休憩時などは、どうしても仕事のことで頭がいっぱいで集中できませんでした。加えて、朝型だという理由もあるのだと思います。自分にどの時間帯があうか、試しながらやってみましょう。
どのくらいやるの?
最初の2-3ヶ月は、やり続けているけれども効果が分からず(しかしやり続けたらいつか効果がでる、と信じていました!)、毎日5分しかやっていませんでした。毎日朝起きたらやる行動として、習慣化していたのですが、当初はなかなか手応えが分からず、という感じでした。
最近になり、平日は10分・週末は15分にしています。平日も15分にしたいのですが、なかなか時間を確保するのが難しく、10分です。ただ15分やると、心も体もすっきりします。
いろいろ考えてしまったら?
瞑想をやって、呼吸に集中する、といっても人は考えてしまうものなのですね。私もその点が、難しく感じます(今でもトレーニング中です)。今では考えてもいいのだと受け入れています。ただ考えに気づいた時にしていることは、
- 呼吸に戻る
- 自分が森や、静かなビーチなどリラックスできる場所にいると想像する
- 時間の流れを感じる
ということが重要です。
-
【Oura Ring】「瞑想」の驚くべき効果
続きを見る
アプリは?
瞑想をやる際に、アプリを使っています。5つほど試しましたが、Mindfulness Appが、一番シンプルで使いやすいです。
- Apple Healthとシンクできる
- Time Sessionがシンプル
- Guided Voiceで、やり方がわかる
Oura Ringを購入してからは、アプリに付属している瞑想コースを利用しています。瞑想音楽・心拍数も計測することができ非常に優れものです。
Oura Ringは、別記事でもおすすめしています。
-
【Oura Ringレビュー】Oura Ringを購入して生活が劇的に変わった結果
続きを見る
効果は?
疲れたらリラックスしたいように、頭も同じなんだということを感じました。リラックスした後、がんばれたりしますよね?それと同じです。脳は常に何かを考えていますので、休ませてあげましょう。何かをしているときの10分・15分って一瞬で過ぎてしまうと感じますが、瞑想をやっていると10分・15分というのは、こんなに長いのだということを感じることができます。私が個人的に感じている効果は、
- 時間の長さ・大切さ
- 生きている、という気持ちを感じれること(至福)
- 怒らなくなった
- 集中力の向上
を感じます。
集中力が高まった
私が瞑想を初めてまず感じるのは集中力が高まったということです。極限の集中力が高まっている状態は、「自分」という感覚がない時だと考えています。
映画・スポーツ・読書など本当に楽しく、集中している時にはその時間がほんの一瞬で過ぎ去りませんか。そんな状態が頻繁に現れるようになりました。
瞑想中に思えてくること
毎日の生活で人々はとても忙しく、その流れに乗らなければと思い、自分の気持ちも忙しくなっている人が多いと思います。瞑想をしていると、「そこにあるもの」は何も変わらなくて、忙しい気持ちになったりするのは自分が作りあげているものだということに気づきます。
おすすめの本は?
瞑想を行う上で10冊ほど本を読んでみましたが、一番のおすすめはこちらです。この本を一冊読めば網羅されています。
「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門
実践しやすい形で書かれているので、瞑想の具体的なイメージがつきました。
少しづつ日々の生活に取り入れていきましょう。