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【アメリカ投資】M1ファイナンスが最高な理由【私の投資記録と投資銘柄】

アメリカに引っ越してきて、投資を始めようと思い、いろいろな投資サイト・アプリを試してみました。

 

最終的にM1ファイナンスと、Charles Schwabを利用しています。投資をはじめた当初は、投資の初心者であったためRobinhoodBetterment を利用していました。Betterment は何の株・債券を買って良いかわからない・でも儲けたいという人にはすぐれているアプリです。またRobinhood は、ゲーム感覚で投資を楽しむことができます。

 

実際、自分で投資を勉強しRobinhoodBetterment のあとは、M1ファイナンスと、Charles Schwab に利用を変更しました。その中でも特に私のお気に入りは、「M1ファイナンス」です。またM1ファイナンスに加えて、なぜ Charles Schwab を解説したかについては、「日本でも口座を維持できるチャールズシュワブ投資口座を作ろう」で解説しています。

 

M1ファイナンスが最高な理由

米国の居住者で、ソーシャルセキュリティ番号を持っていれば、誰でも口座を作ることができる M1ファイナンス

  • 手数料・トレード費無料
  • 無料IRAが可能
  • アプリがみやすい

ここまでは、どの投資アプリでもよくある理由です。なのは、下記2点です。

 

もっともおすすめな理由

  • 1株未満の株(Fractional Share)でも購入可能なこと 
  • プロの選んだパイを購入できること

 

通常の投資アプリの場合には、今、値付けされている金額で購入しなければいけません。

 

例えば、Facebookの本日の金額が$283.02の場合、その金額が購入金額になります。Amazonは$3,052.03となっており、Amazon株が欲しくてもそんなに高い金額出せないということも多いのではないでしょうか。M1ファイナンスの最も優れているところは、自分の好きな金額で購入することができることです。Amazonを$20で購入したいと思ったら、その金額で購入することができるのです。

 

 

次にプロの選んだパイ(ETF)を購入することができます。プロが選んだETFは、Ultra Conservative(非常に保守的)〜 Ultra Aggressive (非常に挑戦的)の7段階から選ぶことができ、パフォーマンスは非常に好成績です。

 

次にマイナス点は、下記です。

マイナス点

  • 投資信託への投資が不可能
  • オプション・不動産・ヘッジファンドへの投資が不可能
  • コストを削減するため、全トレードが、ニューヨーク証券取引所が営業している日のUSセントラル時間午前9時に行われ、取引は1日に1度のみです。

 

個人的には、投資信託・オプション・不動産・ヘッジファンドへの投資を希望していないため、不自由していませんが幅広い投資をしたい方だと少し物足りないかもしれません。ちなみに少しおかしな使い方かもしれませんが、取引は1日に1度のみのため前日に売買した場合には翌日の朝までホールドされます。そのため、1日で大きく下がった・上がったなどした場合には売買をした夜に金額を確認し、取り消したりしています。

 

総合的に、私が今まで利用した投資アプリの中でもダントツでお気に入りです。

 

M1 Financeの口座開設

 

 

 

M1ファイナンスの使い方

 

使い方は非常に簡単です。開設は5分程度で完了します。まずは、WEBサイトに登録します。登録時に必要な情報は下記です。

 

開設に必要な情報

  • メールアドレス
  • 開設口座パスワード
  • 開設口座タイプ(個人、ジョイント、リタイアメント、トラスト)
  • 名前、住所、電話番号
  • 市民権を有する国名
  • ソーシャルセキュリティ番号
  • 生年月日
  • 就業状況
  • 年収
  • 純資産概算
  • 投資歴
  • リスク許容度
  • 想定投資期間
  • 希望する現金化速度
  • 資金の送金元銀行口座情報(金融機関名、Routingナンバー、Accountナンバー。大手金融機関の場合、ウェブ連携可)

 

アカウントタイプの選択

 

  • Individual Brokerage Accounts:いわゆる通常の証券口座です。
  • Joint Brokerage Accounts:共同アカウントです。共同口座は、カップル、両親とその子供(18歳以上)、さらには高齢の両親の世話をする大人にとって便利でしょう。
  • Retirement Accounts:Roth開設・IRAロールオーバー・401K をロールオーバーする場合の口座。
  • Trust Accounts:ウエブサイトではなく、紙のプロセスを介して口座開設したい方向け。

 

【手数料無料をあばく!】M1ファイナンス利用の手数料

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銀行口座の登録

銀行口座の紐付けをおこないましょう。

  • Connect instantly:金融機関名、Routingナンバー、Accountナンバーを入力。
  • Connect manually:ウエブサイト連携。

 

パイ(ポートフォリオ)の設定

 

 

希望する株・ETFを選択し、あなたのポートフォリオを作成します。1口座につき、最大100銘柄まで選択することができます。

 

プロによるおすすめパイ(ポートフォリオ)

 

すでに前述しましたが、どんな銘柄を選んだらよいかわからないという方は、「プロによるおすすめパイ」を組み込むことができます。プロがおすすめするパイは既にリスク分散されているので、安心のうえ、好業績を打ち出しています。

 

40歳で、セミリタイアする方法【FIREで素晴らしい人生】

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ファンド運用手数料

手数料がいくらかかったかは、常に把握しておく必要があります。M1ファイナンスのようにプラットフォーム自体の手数料が無料であったとしても、購入した投資商品を運用している会社には別途手数料を払う必要があります。

すべてのミューチュアル・ファンドおよび上場投資信託(ETF)は、ファンドの年間総運営費を賄うために、株主に経費率を請求しています。ファンドの経費率は、管理費、コンプライアンス費、分配費、運用費、マーケティング費、株主サービス費、記録管理費など、さまざまな運営費が含まれます。

Yahoo Financeなどで購入したい商品を検索すると、「Expense Ratio」で、ファンド運用手数料を確認することができます。Vanguard S&P 500 ETFを購入した場合には、年間0.03%の手数料をVangardに支払うということになります。この手数料は、利用しているサイト(今回の内容で行くとM1 Finance)が支払い手続きを行うため、私たちは何もする必要がありません。

 

 

Personal Capitalでの手数料確認

お金の見える化に非常に便利な Empower (Personal Capital) では、購入した投資商品の手数料も見える化してくれます。Personal Capitalは、本当に素晴らしいプラットフォームで、このサイトが無料で利用できるのは信じられません。

1年間で、M1ファイナンスに支払いをしている手数料は、0.07%という脅威の安さです。ちなみに、ETFの平均Expense Ratioは0.44%です。

手数料以外にも、下記の機能が無料で使うことができますので、Empower (Personal Capital) を利用したことがない方は、ぜひ試してください。

 

  • リタイアメント・ペイチェック : 最も節税効果の高い方法でリタイアメント中にお金を引き出す方法についてのガイダンスをユーザーに提供します。
  • リタイアメントプランナー :定年までに目標を達成しているかどうかを確認できます。
  • 予算作成 : キャッシュフローアナライザーの支出ツールを使って、毎週、毎月、年間の収入と支出の習慣を確認できます。
  • 教育プランナー : 特定の大学の費用を比較し、教育目標を達成するために必要な年間貯蓄額を決定するのに役立ちます。
  • 401(k) フィーアナライザー : リタイヤメントプランにどれだけの手数料がかかっているかを教えてくれます。
  • 投資チェックアップ : 投資資産配分の健全性を監視します。お客様のリスクプロファイルを判断することで、最適な資産配分を提案します。
  • アセット・アロケーション・ターゲット : 主要な株式カテゴリーのいずれかでオーバーウェイトまたはアンダーウェイトになっているかを、確認できます。
  • Eメール通知 :投資ポートフォリオと支出のサマリーを毎日または毎週受け取ることができます。

 

 

 

2020年 私の投資記録

私は2020年2月から投資をはじめました。私が投資を行なっているのは主に米国株式と、米国ETFです。Roth IRAに2年分(2019&2020年分)お金をいれています。投資額は合計$12,000です。ちなみにRoth IRAについては、「アメリカのRoth IRA・Traditional IRAに加入すべきか【加入前に知っておくべきこと】」で詳細を解説しています。

 

 

1年で35.68%・+$2,831.98増やすことができました。実はこの1年間、自分自身でかなり投資の勉強をしました。多くの本やYoutubeで学びました。別ブログに詳細を書いていますので、ぜひご覧ください。この1年で学んだことは、初心者の私でも「勉強すればお金を増やすことができるのだ」ということ。まだ投資を経験されていない方もぜひチャレンジしていただきたいです。私がなぜ投資をはじめたかについては「【アメリカ在住】私が投資をはじめた理由」で解説しています。

 

M1 Financeの口座開設

 

 

私が購入している投資銘柄

 

Roth IRAでは、米国株式と、米国ETFを購入していますが、その他にS&P500に連動をした米国ETFのパイも作り投資を継続しています。2020年1月21日に投資を開始し、現在に至るまで28.49%の利益が出てています。私が購入しているS&P500連動ETFは、下記です。また似たような銘柄でも必ずリスク分散のため複数の銘柄を購入をしています。

 

ETFを購入する際には、必ずどんな銘柄が含まれているかを確認することが重要です。それでは詳しくみていきましょう。

 

 

VTI (Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF Shares)

VTI の22.9%は、Technology業界へ投資をしています。続いて、Financial Service業界、そしてHealthcare業界となっています。

 

銘柄トップ10は、1位のAppleからはじまり、半分以上がTechnology会社ということがわかります。

 

 

VIG (Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF Shares)

VIG の16.8%は、Industrials業界へ投資をしています。続いて、Financial Service業界、Healthcare業界、Technology業界、Consumer Defensive業界への投資が大体同じくらいの割合となっています。

 

 

銘柄トップ10は、1位のJPMorgan Chase &coからはじまり、業界が分散されて投資をしています。

 

 

VOO (Vanguard S&P 500 ETF )

VOO の23.5%は、Technology業界へ投資をしています。続いて、Financial Service業界、そしてHealthcare業界となっています。VOOの投資先は、VTIと非常に近いことが特徴です。違いは、VOOは、S&P500にほぼ連動をした大型株のラインナップです。一方でVTIは米国の株式市場全体を対象としていることが特徴です。

 

銘柄トップ10も、VTIと非常に近いラインナップです。しかしトップ10への投資比率(%Asset)がVTIよりも、VOOが高いことがわかります。

 

 

このように近しい米国ETFでも中身がバラバラなことがお分かりいただけたと思います。私がこれらの銘柄を選択した理由は、1つ目は、長期間を通して伸び続けていること。もちろん景気により下がった時期もありますが、長期でならずと伸びていることがわかります。2つ目は、手数料が低いことです。

 

多くの株式・ETFが存在するなかで、何を選んだら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。今回ご紹介をした中でお伝えしたいことは、ETF商品を購入する場合には、「長期的なパフォーマンスを確認すること」「手数料を確認すること(ETFの平均手数料は、 0.44%です)」「ETFの中身を確認すること」です。

 

私は、「M1ファイナンス」でそれぞれVTI - 60%、VIG - 15%、VOO - 25%のパイを作り、2020年1月から毎月少しつづお金を投資してきました。実際の私の「パイ」をご覧ください。M1ファイナンスは、銀行からお金をトランスファーする手数料ももちろん無料、お金をトランスファーしたらすぐにこのパイに投資でき、且つ少ない金額でも投資できます。例えば今月は$30だけこのパイに投資したいといったことも可能なのです。他のプラットフォームではこういったことはできず、その株・ETFの値付けされたその瞬間の金額でのみの購入になります。例えば、VTIは現時点(2021年5月)で$215.54です。一株購入するには$215.54を払わなければいけないのです。

 

投資で重要なことは、長期的で伸びる銘柄を購入し、マーケットが上がったとしても下がったとしても、定期的に少ない金額でも投資を続けることです。「M1ファイナンス」は、本当に素晴らしい投資プラットフォームです。

 

M1 Financeの口座開設

 

 

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