何に登録するにも、IDとパスワードが必要になり、管理に非常に困ります。パスワードツールを知る前は、Wordに、IDとPWを記録しそこから、コピーアンドペーストをして、ログインしていました。
時間はかかる上に、その情報がなくなったら一貫の終わりです。
実際に私は、そのWordをデスクトップに保存をし、あるときそのデスクトップが盗まれました。これは、信じられないようは話ですが、真実です。アメリカでは、そういったことが起こります。そのことをきっかけにパスワードツールを使い始めました。
LastPassが無料から有料化へ:無料のパスワードツール3選
私がしばらく利用していたパスワードツールは、LastPassというものです。これを利用しはじめてから、こんなに便利なものがあるのか!と驚きました。
過去にはパスワードを作成する際、自分が覚えやすいパスワードで作成していましたが、同じパスワードを別のサイトでも利用したりして、リスクがありました。LastPassは、自分でも覚えられない難関なパスワードを作成してくれ、記録をしてくれます。
特定のサイトにいくと、指紋認証が証拠となり自動的にID・パスワードが自動で入力されるといった非常に便利なものです。デスクトップ、携帯、タブレットどのデバイスでも利用でき無料でした。
そんなLastPassが、3月中旬に有料化を発表しました。無料で利用しつづけるには、携帯・モバイル・タブレットのデバイスを選択しなければいけません。複数のデバイスで利用をし続けたい場合には、有料となります。
この有料化を機に、代わりに使える無料のパスワードツールをご紹介します。
Bitwarden
Bitwarden は、オープンソースのパスワードマネージャーで、誰もがセキュリティにアクセスできるようにするというカンパニーポリシーで、ますます人気を集めています。パスワードを好きなだけ保存し、持っているデバイスの数だけこのマネージャーを無料で使うことができます。
ちなみに、私もLastpassからBitwardenに変更しました。
LastPassを使い慣れている人であれば、見た目も使い勝手もLastPassに近く、すぐに使いこなすことができるでしょう。また、LastPassにはないオプションとして、自分のサーバーで管理者をホスティングすることもできます。Bitwardenは、第三者のセキュリティ会社による監査を受けており、2020年に悪用可能な脆弱性を見つけることができませんでした。そういった意味で、信頼性が高いツールといえるでしょう。
年間10ドルのプレミアムプランでは1GBの暗号化されたファイルストレージ、OTPコード管理サポート、緊急時のアクセス、優先的なサポートなどをご利用いただけます。また、パスワードの共有が多い方にはファミリープランもあります。
ただ多くの方は、無料版で十分でしょう。
MYKI
MYKI は、LastPassや、Bitwardenとは異なります。パスワードをクラウド上に保存しないため、サーバーへの侵入を心配する必要がありません。その代わり、パスワードはあなたのデバイス間でのみ同期されるので、ハッカーなどはあなたのデバイスのいずれかにアクセスしなければデータを盗むことはできません。
データをクラウドと同期させたくない場合には、MYKIがよいでしょう。
Microsoft Authenticator
Microsoft Authenticator は、もともとはMicrosoftアカウントのパスワードレス認証のためのアプリでしたが、今年に入ってパスワードマネージャ機能が追加されました。これからこのサービスに対しての拡大をする可能性があり、今後もっと機能を拡張する可能性はあるでしょう。
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ID・パスワード入力は今後増えていく一方で、管理方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?ぜひ参考にしていただけるとありがたいです。